ロープ・1月17日マチネ。

I列下手側より観劇。
たった一週間の間で、こんなにも同じお芝居の発展を
感じたのは、久し振りのことでした。
役者さんの息もぴったりで、動きの動線も狂いが無い。
特に竜也さんが、一つ一つを丁寧に突き詰めてゆく様が
確実に観て取れました。
へヴィーなリピーターは^_^;こう云った公演を観られると
本当に嬉しくなります。
役者さんには常に、毎日一期一会で観客と向き合っていると
感じていて欲しい。

タマシイの噴水ヘアーがね、見事に復活しておりました。
御髪は長いままでしたが、綺麗に前方向に。(笑)
登場時の、ほっかむり具合もあるのかもしれませんけれど
念入りに、ブローして下さったのかも。^m^
嬉しいな♪
一箇所台詞を間違えてしまいましたが、直ぐに言い直して
いらっしゃいましたし、そんな日もあるさあ〜。

えり子さん、前日のソワレでも又ヤッチャッタ
らしいんですが(=_=)本日は、詞が流れる部分はあるものの
何とか乗り切りました。
年が明けてから、体調が優れないこともあったそうなので
感覚を、取り戻して下さればいいなと思います。
年明けから、すっかりタマシイのお肉も摘まなく
なってしまいました。
ちょいと寂しい。

じゅんさんは台詞を先走ってしまって、りえちゃんの詞に
被せてしまいましたね。
一瞬のことでしたから、気付かなかった方が多かったかな?
『ユダヤ人の社長』は、先週も別人だったのに又
相田みつをさんに戻っちゃった。
ふっと瞬間的に、頭に浮かんだ人物を仰っているご様子。
コマネチとか、ほんと好きだよえー。
何だか今回、決め台詞の緑色の紙をもぐもぐ
食べちゃってたんですが、どうしたんだろ。(ーー;)
筋肉を苛めながら、一度口から出して又もぐもぐ噛んで
いたから、見間違いでは無いと思うんですけども…
大丈夫?(笑)

明星さんに私、惚れてしまったかもしれません。
兎に角身体のラインが美しく、所作も非常に
探究されたものです。
気付くと眼で追っている…わははははは。(^^

野田さんは、この度はえり子さんに胸を圧迫され
苦しかったご様子でした。
鼻を押さえている時には、多分JHNDDTの上着のボタンが
減り込んで痛いのだと思うのですが、今回はちと下方へ
位置がズレていた模様。
本日は、下手側の舞台下に突き落とされて
おりました。(爆)

竜也さんは、二千四百長の前に引き篭もり部屋から
キレて出て来る際、少々早く部屋から外に出過ぎて
痛い目に遭いました。
扉が軽いので、蹴り飛ばしたドアが反動で思いっきり
跳ね返って来て、顔面にバンッ!
さぞや、高い鼻梁が痛かったことでしょう。
棒立ち状態のシーンですし、摩ることも出来ませんしね。
今回『俺達は…勇士…か?』の手前で、物凄い御顔をされて
おりました。
『大正四谷怪談』の時からずっと思っていることですが、
何を一体どうしたらあんな表情が出せるのか…
本当に稀有な御方です。
〆の台詞はゆっくりと、まるで詩を詠む様に。
詞の卵を空間に、そっと優しく置いてゆくかの如く。
大切に、温めながら。
『青年の純情』は、タマシイの雛を親鳥となって
孵してみたいのかもしれない。
最後のカーテンコールでも、何かを見守る様な
温もりのある微笑みが見られました。

長く苛酷だと思っていた公演も、残り二週間となりました。
もう完成形に近いかな。
迷うこと無く、一公演一公演を着実に踏み固めて
頂きたいなと願っています。




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