マチネを観て 2003/5/30

とっても鳥肌が立ったので。また書かせて下さい。m(__)m

長期公演の内の20日間が、やっと終了しました。
この度の演目は、こんなに進化するものだとは思っていませんでしたが。
3回目にしてこの激情。流石と言うべきか。
それとも、やはりこれが藤原竜也なのか。
正直、2回観劇して、物足りなさをとても感じておりました。
もっと。台詞だけじゃなくて。楽しんで演れるでしょ?
心が弾んでないじゃん・・・
魂が唸ってないじゃん・・・・・って。
厳しいけど。アンケートにはがんがん書いてた。(笑)
でも。嬉しい。着実に変わって来てる。
憑き物が戻って来た。ヤマトが降臨した。
観客は欲深い。もっと!もっと!!!
憑依系と言われることが、果たして良いことなのかは判らない。
が、しかし。何処かで私は、彼のその力を求めてる。
何よりも、眼が違って来るから。
きらきらビームは何時もの事。(笑)
その、輝きを放つ潤んだ瞳の奥から、明らかに違う何かが伝わって来る。
私は今期、
   『あなたのことなのよ。』
と、富士さんに抱き締められてるヤマトがツボなのですが。(照)
姉の胸に埋もれた時の表情が。
これまでは【放心】だったのに。
昨晩は【戸惑い】に変わってた。
どっちも選べないけど。。あぅっ♪どっちもえぇ。。(悶)
御声の調子も戻られた様で。その調子だ。ほっ。(^0^)

昨晩は、カメラが入っておったからか否か。
気合いの違いか。それとも、公演数を重ね躊躇することを忘れたか。(^^;
沙弥加ちゃんのビンタで、野田氏のメガネが客席まで打っ飛んだ。(爆)
お蔭で神宮寺くんのスーパーキックも。
『携帯の電源は。。切っておいてね♪』も。
大国教授のマホメットジャンプも。
台詞も何もかもが跳んだ♪
凄過ぎて。「んごっ・・・」っと思わず声が出てしもたわぃ。(笑)
ド近眼なんだねぇ、野田さん。。楽しかったよ♪(←人の不幸は蜜の味・爆)

音響、えかったぁ〜。
やっぱ何でもアンケートには、書き連ねてみるもんやねぇ。(汗)
あれでも未だ、私には適音では無い。
だけど、お芝居を飾る域には近づいた様に思う。

至る所に、スローモーションが出て来ますよねぇ。
お稽古の成果でしょうが、本当にスローに見える。
その中でも、冨士さんの
   『行かないで・・・』
の後のジープ上の4人。
素晴らしいと思います。

台詞も演出も。細かなところは微妙に変えて来てるけれど。
やっぱり役者さん達の変化が、一番大きい。
力を抜いて。掴んで。また探す。

ちっとだけ。マダム小林、疲れてるかなぁ、と感じた。
がむばれ!

松ちゃんも。格段に良くなってる。昨晩の彼女は素敵だった。
私ねぇ、お恥ずかしながら、やっと気付いたんですよぅ。
何の音だか解からなかったんです。
あの、アルファー波の様な音って・・・富士さんの、嘆きの叫び、だったんです
ね。。
胸を掻き毟る如き悲しみが、びりびりと伝わって来た終焉でした。

ところで。一体何が『見えた』んだよ。『吸い過ぎ』なんだよ。(笑)
自問自答の日々は続く・・・(#^_^#)