28日マチネ。 2005/9/28


天保メドレーが脳内を駆け巡る午前4時。(ーー;)
2階下手コクーンシート前方にて観劇。
久々のコクーンシートきつっ!
観劇体勢もキツイが、4時間身体と別方向に向いている
首がきつっっっ。寝違えたみたいになってる。(爆)

本日マチソワ映像収録日。
私はどの公演も、この収録日に中ってしまう。
多分観劇回数が多めで平日の昼公演を好むからだろう。
収録日は、役者さん方々のテンションが普段とちと違う。
気張って好い方向へ流れてゆく演者と、普通では
考えられない様な失敗をしてしまう役者さんに分かれる。
妙にカメラを気にしてしまい、カメラ目線になって
肝心な振りを忘れてしまうこともある。
マチネとソワレを同日2公演分撮影するのは
切り貼り出来る様、万が一の際の保険と云える。

残念な場が3箇所あった。
最も大きな出来事は、お里との掛け合いで
お文が台詞を跳ばしてしまったことだった。
著作権の面から原文は載せられないが、
 〜花平一家の大鍋に毒を盛ろう〜
の一節が全て
 〜火遊びの好きなお里が火をつけてくるかも〜
の件に丸ごと跳んでしまった。
一瞬夏木さんは固まっていたが、そのまま
 〜鍋に毒を混ぜられたらどうするのさ〜
と返した為、お里が火をつけてくるかもと
全く同じ台詞を2度言うこととなってしまった。

王次も問題だと歌い踊る処で、首に下げた
着物の半襟?(あんな長いものは無いから
手拭いかな…)を股に挟んで前後に擦る時
挟んだ長い布をお尻の下から掴みきれずに、
何度か試みてはいたが結局諦めてしまった。

それから、これはハプニングだが早替わりの
お光の長い付け毛が、三世次に寝所を襲われた時
ぽろっと落ちてしまった。
取れるとおさちの髪結いになってしまうので、
凉子ちゃんも気にして手で隠していたが
いくら蚊帳があっても、ライトが当たっていては
観客の眼は誤魔化せない。

ソワレは拝見していないので何とも申せませんが、
好演であったと思いたいです。

ところで、花見の席で独り日舞の振りをする王次さん。
見る度に掛ける時間も所作も違う。
前回観た時は一瞬で終わってしまって悲しかったが
今回は少し長めで、しかも何やらぶつぶつ唱えている。
顔を隠した手を開いて『ぱっ♪』やら『ぽっ♪』やら
妙な按排になってきた。(笑)

そそそそれから!
お光とのちゅう(*^。^*)が4回増えて!!
くっ…くっ…くっついているっ!!!
可愛いのよ、そのちゅうがまた。
ちゅうがくっついた件については何も問題は無いのよ。
益々ラブリーな2人が愛しくなってしまって
困ってるだけなのよ。
ちゅっ♪ちゅっ♪ちゅっ♪(爆)

ひとつ気になっていることと言えば、
to be, or not to be, that is the question.
竜也さん模索中なのかなぁ。
初日は凛々しいハムレットだった。
前回観劇時は少々強面のハムレットで
今回は瞳孔が開いてたんだよね。
俊徳とは見紛うことは無いんだけども、
そんなに力まなくてもと思ってしまった。
或る意味笑いをとれる幕なので、もう少し
フランクに演じてみても好いのではないでしょうか。

今日は白石さんの身体の柔らかさに驚愕してしまった。
軟体な老婆に喝采!