10月1日マチネ。 2005/10/1


中2階中程の位置にて立ち見。(◎_◎;)
前売りで立ち見なんて、コンサート以外
買ったことなかった。
つか、普通事前に売り出したりしないよな。
でさ、いつもの様に開場してチケット見せて
入場しようとしたら、止められて入れなかった。
これはどうかと思うぞ?
当日券の2階の立ち見の方々と一緒の扱いな訳だが
開場後15分は入場出来なくて、しかも
幼稚園児の遠足然と整列してね。
いつもはクローズしてる中2階の外の入り口から
ぞろぞろ列を成して案内されて入ったよ。
いくら低料金だからって、はっきり言ってこれは
差別的だと思う。
コクーンシートと2000円しか違わないんだし。
これじゃあ開演前にトイレにも行けないし、物販物を
買いに行く時間も無いじゃん。
休憩20分あるから未だマシだけど。
リピーター専用なら許されるかもしれないけれど、
これ1回だけのチケット購入者だって居るからねえー。
文化村さん、立ち見客はひとつひとつ説明されなきゃ
理解出来ない様な、そんなお莫迦な客じゃないぜ。

とは云え(笑)実に満足な観劇でした。
2階より全然観易いし、2時間は余裕です。
ただ休憩後じりじりと(-"-)疲れが響いて参ります。
腰も痛くなって来るし、途中暗転でストレッチして
しまったよ。(^^ゞ
途中座り込んでしまう方や、ハイヒールを脱いで
放り投げている女性もお見受けしました。
お元気で若い方には絶対お薦め。
当日券は2階後方でしょうが、3000円でしょ?
めちゃお得。でも靴はスニーカー必至っすょ!
味を占めました、次の観劇も立ち見券行使します。
入場は、トイレを済ませて5分前なら
通常の入り口から入れてくれるよね。(爆)

さて。土・日は平日と客層が少し違いますよね。
リピーター率が少ない気が致します。
ですから、リラックスして観ているお客さんが
多い様に感じました。
楽しみにしていらっしゃった方々は正直です。
猥雑なシーンでは石の如く固まり( ..)…
可笑しいシーンでは大きな声で笑い炸裂。
お客さんの反応も観察していると面白いですよ。

歌、すっかり全曲頭の中の五線譜に入りました。
そして改めて歌詞の意味を深く考えてみると、
非常〜にエッチな原文でありますね。
女郎達の腰巻の歌。
アングラ感がぷんぷん漂う中で
 『やってごらんよ貝むきを』ってさ。
それは鮑のことですかぃ?みたいな。
三世次の『俺は初めて行くのだ!』で効果音の
どかあーん、とかもね。
行くって貴方、そりゃ何処に行くんですかぃ旦那。
ことばの歌は、唐沢さん実に好く聴かせる様になった。
俳優さんなのにアノこぶし回し。
器用な方なんですね。
歌の様で歌では無く、でもやはり歌っている
佐吉っつぁんのトカトントン。
小槌捌き慣れるまで大変だったと思いますが、
ほんっと洋さんイイ御声。
声量・滑舌共に耳に優しい洋さんです。(*^。^*)
おさちさんオンステージの歌詞も、よぉ〜く考えると
卑猥なのですが。(苦笑)
泉の愛の水…眼が点になります。
あの歌を清らかに聴かせる涼子ちゃんは本当に素敵。

王次さんご登場時のお歌につきましては、
拝見するだけで幸せな気分に浸ってしまうと云う
病に侵されておりますな。
動いてはいるんだけども
 『もっとだ!もっと腰を振れ!』と
まるでストリップ劇場のおぢちゃんの様に
拳を握り締め振り上げる。(←ほんとかっ!)
ぃぇぃぇそんなことは致しませんが^m^思ってはいます、
王次さん御免ちゃい。(滝汗)
この時女郎さんも吸おうとなさいますが(何をだ?)
義太夫さんも吸おうとなさいまして(ナニをだ!)
王次さんに叩かれちゃうんですよね。
勝手な解釈で申し訳ありませんが、単なる
    『 太 夫 』
にかけちゃったりしていますか?違うのか?!
この後に続く寝所の場でも、大いに吸われてますが。
王次さんっっっ!!!(#^.^#)
そうそう、王次さんの御髪はアップにして付け毛で
ポニーテールにしておりますが、頭部や襟足の
後れ毛を処理する為に沢山のピンを
使っていらっしゃいます。
それがきらきらと光るんですよ、がはは♪
艶やかな女形風の時には完全に女の子です。
ま、そう思うのはその時だけなんですがね。
問題だ♪の歌は、とても表情豊かになって
活き活きと演じていらっしゃいます。
個人的には『ばか親分』が好きだ。
そして『というのもまたまた問題でぇ〜〜〜♪』が
超お気に入りであります。
今回数々の翻訳を繰り広げるハムレット殿下、
至って普通でした。このぐらいがいい。
それでお冬さんを尼寺に行かせたい殿下は、
段々懐に入れる手が深くなりつつあり。
否、女郎屋へ行かせたい殿下ですな。(笑)
『次から次へと男たちが〜』って王次さん。
貴方は毬谷さんのお乳を揉み揉みしているでは
ありませぬか。
勿論襟元ですから生ですよね?(←聞くな)
初めは手を忍ばせるだけだったのに、中日過ぎれば
ずぼっと何とも大胆不敵。ひひひ♪
それから、前回も気になったのですが
お光さんに長脇差を投げてあげるタイミングが
妙に早過ぎると思うのであります。
隊長が襖を開けて『時よ止まれ!』って言う前に
時が止まっちゃっててね。
あれは王次さんが早過ぎるのか、
隊長が出て来るのが遅いのか、それが問題だ。
で。若い衆にお光を斬りに行こうと相談を受ける幕で、
今日はよそうと云って帰ろうとする若親分を
『やややややややややや。』と引き戻すのが
バカウケしてますね。
王次を中心にして、若い衆が周りをルーレットの様に
回りながら台詞を一人ずつ云うのですが、この設定も
ナイスです。
運動量が多い為か、昨日は若い衆息切れして
台詞が絡まってしまい竜也さん、素で吹き出してた。
笑いを堪えながらも自分の台詞はしっかり発する
若親分。流石王次!それでこそ王次!!!
私が拘っている桜の舞いですが^_^;昨日は長めでしたわ。
変わらず『ぽっ!』とか『ぱっ!』とか遊んでました。
あとね、花見の席の代官ごっこがいい味出してきた。
 『もそっとこれへ』『よいではないか』
まんま悪代官じゃないか。(笑)
でもあそこでいっぱい笑いをとれる様になって
竜也さん、気持ちいいんじゃないかしら?

お文の内腿の刺青は、毎回柄が違いますね。
私が見たのは
 鳳凰→ニ輪の艶やかな牡丹→モノクロの一輪 の牡丹→何故か一輪になった艶やかな牡丹
不思議だわ。(^_^;)

幕兵衛、鼻と耳が付いた針じゃ魚釣れないと
思ったのかな。
てか早く気付けよって感じでしょ。(笑)
釣りしないでそのまんま帰っちゃいました。
時間的な制圧かしら?

闇鍋の幕は良く出来ていますよねえー。
『親指がぴくぴく』やら、清滝の老婆が箒に乗って
魔女の如く羽ばたいて登場するシーン。
自然に笑っちゃうもの。
王次とお光が釜の中から出て参りますが、
途中の出入りは釜の後ろからしています。
暗転から老婆達が釜の周りを歌い踊る時には、
物凄い勢いでスモークを釜の中に捲いている為
最初に潜り込む時だけは、舞台板の下の穴から
上がって来ます。
老婆達が演じている最中、釜の中でお二人は
楽しそうにお喋りしたり笑ったりしています。
人形振りは、眼の焦点が面白い。
老婆達は手を添えているだけで、殆ど竜也さんと
涼子ちゃんが自分で動いております。

そう言えば、涼子ちゃん
『紋太一家の王次という名を捨てて!〜』の
一節が、台詞少し流れちゃってましたね。
お客さんはどっと笑っていて余り気付かないかな。

お花見の席で、沢山の出演者が草履を脱いだり履いたり
お忙しいですが、昨日は茂平太様がお冬の
脱ぎっぷりを早く見たかったのか、焦って客席に
飛ばしてましたね。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
お里さんが直ぐ拾いに行ってましたが、お代官様の
『は、早ぅせぃっ♪』と超絶アドリブ付き。
皆さん鼻緒と格闘していらっしゃいますけども、
こればっかりはどうしようもないですよねえー。
スリッパにする訳にもゆきませんし。

長いなぉぃ…(-_-;)
弾かれると困るので、後半は来週にしよう。

おっと。私は余りカーテンコールについては
特筆しない質なんですが、昨日は尽く竜也さんが
しくじっていたので書いておこう。にやり。
♪〜シェークスピアー〜♪の振りが御座いますが
思いっきり独り振りに乗り遅れ、踊り続ける王次さん。
周りを見回し焦って途中から参加の王次さん。
一列になって一人ずつ両手を広げてゆく処も
待ち切れず、見切り発車で白石さんと被ってしまった
王次さん。
格好悪いぞおぉぉぉ〜。ヽ(^。^)ノ
唐沢さん、客席から舞台に戻る時ずっと派手に
階段ジャンプしてたな。
るんるん(←死語か?)の三世次さんでしたっ♪